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調査部門

道路、公園、港湾整備、河川改修など公共用地を取得する場合や、土地区画整理、市街地再開発あるいは民間土地共同化、建て替えなどを施行する場合には、土地所有者、建物所有者等に物的・人的な損失が発生します。 また事業実施のときも、騒音、振動、電波障害、日照阻害などといった、直接的影響が発生します。 これらの損失補償や事業損失に関連する業務分野は、土地の合理的有効活用と社会資本の整備・拡充に対する社会的要請の高まりと共に、その範囲と内容は一層の多様・複雑化を増しています。 調査部門では時代のニーズに合った、総合的な損失補償を通じて地域社会への貢献に取り組んでいます。

  • 主な事業内容
  • ・事前家屋調査
  • ・事後家屋調査
  • ・補償額算定業務
  • ・補償交渉業務
 

事業損失分野

当該分野は、弊社の受注業務で40%のシェアを有し、広範囲の起業者のほか民間企業からも受託しております。 その内容は多岐にわたり、家屋調査(事前/工事中/事後)・水枯渇(井戸/地下水/用水池等)・地盤変動・振動・騒音・電波障害・日陰等の調査・算定業務のほかこれらの補償説明まで一貫して実施しています。
工事着工前に近隣する家屋、工作物等に対して、既存の状態や工事による影響の有無を調査測定し写真に納め事前家屋調査報告書を作成いたします。
当社は十数年来の調査実績を元に的確な事前・事後調査を行い近隣住民とのトラブルを無くしスムーズな工事の進行を促します。

●家屋調査(工事前・工事後)

工事前調査

工事施工箇所に近隣する家屋、物件に対して、既存の状態(損傷、経年による変状含む)を正確に把握する。

工事後調査

工事施工前に調査した家屋、物件に対して、工事による影響の有無及び程度を正確に判断する資料を得るために、家屋物件の状態変化を把握する。

調査項目

調査項目は原則として次の項目について実施し、その損傷の有無にかかわらず必ず写真を撮影する。

  • ・家屋全景
  • ・外壁の損傷状況
  • ・内壁の損傷状況
  • ・タイル張り部分の損傷状況
  • ・内壁と柱、回縁などとのすき間等の損傷状況
  • ・柱、床などの傾斜
  • ・建具の建て付け状況
  • ・叩き、布基礎などの損傷状況
  • ・建物の沈下、傾斜
  • ・屋根の状況
  • ・天井の亀裂、漏水跡等の損傷状況
  • ・外溝(塀、擁壁、門扉)の損傷状況
  • ・その他必要なもの
 

直接観察による推定(工事後)

  • 内壁の亀裂
    亀裂内が新しい(既往の亀裂面は、ドス黒く、ホコリ及びクモの巣等がある)
  • 建具のくるい
    工事現場と相対関係がある。(方向性がある)
  • タイルの剥離
    壁のハク落、タイル自身に無数の亀裂発生
  • 鴨居及び柱等と壁のすき間
    すき間面が新しい(既往のすき間面は上記亀裂と同じ)
  • コンクリート叩き部の亀裂
    工事現場側が低い段差となることが多い
  • 土台基礎の沈下及び亀裂
    工事現場側に顕著に表れることが多い
  • 主要部材の変形
    工事現場との相対関係がある。(方向性がある)
  • 屋根瓦のずれ
    屋根瓦のずれた部分の痕跡
  • 建物の汚染
    工事現場側の汚染物の種類
 
 

お見積り・お問い合わせ

調査部門に関するお問い合わせ、お見積りはメールまたはフォームから受け付けております。
■メールでのお問い合わせ:info@toyo-ct.co.jp宛にご送信下さい。
■フォームでのお問い合わせ:お問い合わせからご送信下さい。